たべるもののこと
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わたしたちは移動民族です
1日4時間の車移動なら近いね、
1日6時間の車移動なら悪くないね、
1日8時間の車移動だと頑張ろうね、
1日10時間以上の車移動になるとちょっと間で1泊しようかとなる。

どこでも呼ばれたところには仮住まいをしながら作るというスタイルだから、
行く先はその志があるひとがいる場所、ということになるのでどこにでもいく。
さぁ着工、となれば3ヶ月ほど滞在することになるので、
やれ燃やすゴミを出す日は何曜日だったか、最寄りのスーパーや八百屋さんはどこだったか、
と、多少のばたつきはあるけれど意外とすぐ慣れる。

大変なのは打ち合わせのとき。
最初の打ち合わせは私達がいるところに来てもらうこともできるけど、
物件がきまったとなれば、現地調査でその場所に赴いて採寸などもこの時にやる。

長野から大分、東京から長崎、その時いる場所から現地へは大抵車でいく。
10時間以上の移動となれば途中の町で1泊しながら向かう。
その車移動の時の食事に、いつも悩まされる。
サービスエリアのごはんはあまり食べたいと思えない。
そしてお金を払う先としても気乗りしない。
どうせだったら友人の作る焼菓子やパンが食べたいし、
そのお金があるんだったらおいしいごはんやさんで払いたい。

そう思うのだけれどなかなかむつかしい。
パンは日持ちしないし、
おむすぎを握っていっても傷んでしまう。
ましてや好きなカフェになんて行けないし、
食べたいものを食べる、というただそれだけのことがすごくむつかしい。
今後どうやって生きていこうか、と新卒で入ったカフェの会社で悩んでた時に、
「炊きたてのごはんがたべたい」とふと思ったときに、
辞める決心がついたことをたまに思い出す。
ちゃんと納得できるものを、満足できるものを、食べたい。
移動民族のちいさな夢。

そんな話を友人にしたら、サービスエリアで米たけばいいじゃん、
私達米と梅干し持ち歩いてるよ、と言われた。目から鱗!
米持ってれば、宿泊先の共有キッチンとかでも安心できるものが食べられる。
でも、サービスエリアで炊飯…あり、なのかな…