aiaoi竣工しました
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昨年の11月からデザイン・施工で携わっていた、
鎌倉のホテルプロジェクト<aiaoi>が竣工しました。

いままでのmedicalaとはちょっと違う、
でもmedicalaらしい空間作りが出来たとおもいます。

私達の目指すところは「いい空間をつくる」こと。
ただ、かっこいいだけの空間を作るだけならそんな難しいことじゃない。
けど、はたらくひとがしあわせで、そこに訪れるひともしあわせで、ながく、ながく在り続けられる。
ただそれだけの空間をつくるのは、なかなかに大変で、毎回、すごくすごく苦しい。
そのなかでも、今回はいままででいちばんしんどい現場でした。
毎回おもうけど、もーーーーーーう、やりたくない…!

この現場にはいるときに決めたことはひとつ。
からだまるごと突っ込むこと。

それはたとえば、
まっすぐまっすぐ向き合いぬくこと。
思いやりに見せかけた甘えや、
遠慮のふりをした逃げに、
思考をとどまらせないこと、
うそのない仕事をすること。
自分を誤魔化さないこと。
やりぬくこと。

迷ったとき、ひるんだとき、ぐっとたちかえるのは、
からだまるごと突っ込む、ということ。
もう本当にボロボロになりましたが、
そこにたいして一切の嘘のない、はたらきが出来たと思います。

傷つきたくないから、傷つけない。
怒られたくないから、怒らない。
無理したくないから、無理させない。

そんなしごとはしたくない。

傷つけたくないしつけられたくないし、
怒りたくないし怒られたくない。
でも、それを避けるために、避けたがために、
いいものをつくれなくなってしまうなんて嫌だ。

そんなしごとはしたくない。

目指すところにたどり着くために、
ときに孤独になることだってある。
でも、多少の孤独や誤解は、そんなのは、
やっぱり大したことじゃなくって。
自分の出せる力は出し切りたい。
思いつくかぎりの出来ることはしたい。
いい仕事がしたい。
やりきったといえる仕事がしたい。
いい仕事がしたい。いい空間がつくりたい。


いい空間が出来たと思います。まずは、箱として。
これがいまの私達、medicalaとオーナー夫妻、の実力。
ここでこれから、どんな景色をみせてもらえるのかはオーナー夫妻次第。
とても、たのしみです。

現場をあとにして、東野さんと、
名古屋の大好きなカフェre:Liにいったら、安心したのか、
ようやく現場がおわったことを理解できたのか、
「おわったねー」といった瞬間、涙がぽろぽろ出て、
なんか、もうぜんぜん止まらなくなった。

それをみて東野さんは、
「おわったあとに泣ける仕事ができるって、いいよね」
とニコニコしてた。
慰める、とか、撫でる、とか、ハグする、とか、涙をぬぐってくれる、とかそういう選択肢はないみたいだ。
向い合って挟んでるテーブルの向こう側でただニコニコしてる。
東野さんはどこまでも東野さんだ。
そして本当にそう思う。おわったあとに泣けるようは仕事を、わたしはしていたい。
(そして内緒だけど、アズノさんも泣いてた!めずらしー)

aiaoiは、わたしたちのすべてをかけてつくることができました。
aiaoiの施工に、手を添えてくれたみなさま、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
そして、オーナーのPちゃんごうくん、aiaoiをつくらせてくれて、ありがとう。

 

 

わたしたちはまた、次の現場に向かいます。