Chiiwitオープン延期のお知らせ
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アズノです。
3月の1ヶ月間工事をしていた愛知県瀬戸市のChiiwit with planeta organicaというお店のオープンが延期になりましたことをご報告します。

オープンは来春を予定しています。
少し先の話になってしまいますので、引き渡し直前の写真をここに公開します。

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planeta organicaはタイのチェンマイ地方で手紬の糸を季節の植物で草木染めした、手織りの布をコットンを育てることからつくっているブランドです。
この製品をメインに扱う空間だから、その過程を尊重したような空間づくりがしたいと思い、デザインと制作を進めました。

以下、今回の空間に使用した素材について簡単に説明していきます。

まず、一番印象的なのが玄関入ってすぐの白いレンガ。
瀬戸といえば「セトモノ」と呼ばれるくらい陶芸が盛んな町です。
陶芸が盛んになった理由のひとつに「瀬戸の土の特性」があります。それは「土が白い」ということ。
この瀬戸独特の白い土を使って、半分手作業で作られている貴重なレンガが瀬戸にはあります。このレンガに出会うことができたので、今回一番取り入れたかった「瀬戸の土を使ったオリジナルの壁」というデザインが実現できました。

白いレンガの壁の上には「編まれた木」の壁を。
実際には編まれているわけではありませんが、たまたま曲がった木が大量に手に入ったので、織物を扱う空間ということで編むように施工しました。こんなに曲がった木が手に入ることは今後ないと思います。

床板は愛知県一宮市の解体される織物工場の床板を使いました。
織物工場の床板が、布製品を扱う店舗の床に使われるというストーリーに運命を感じました。

同じ場所でレスキューしてきた糸巻きを家具の脚につかい、
テレビボードには吉祥寺にあった名店「ヒトト」というカフェのカウンターの上の棚に使われていた鉄の棚を再利用しました。こちらもヒトトの店長さんのご厚意により実現したデザインです。

壁面は主に漆喰と土で仕上げましたが、
1.解体したときに出た土壁の土に瀬戸の原土(陶芸用に精製される前の土)を混ぜたもの
2.漆喰に瀬戸の原土を混ぜたもの
の2種類を使いました。

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この空間は製品が並んで、お客さんが来てくれて初めて完成すると思っています。
空間の完成まであと1年。その日を楽しみにしていてください。
そしてオープンした際には是非!