廃材活用方法:織物のような壁
上が廃材を活用した織るように施工した壁

kabe02

東野唯史です。久しぶりのブログ更新◎

愛知県瀬戸市のプロジェクトが先日竣工し、引き渡しが完了しました。

こちらの施工風景から、廃材活用の事例をひとつ公開します。

写真に写っている木の装飾壁はReBuilding Centerの最初の仕事としてレスキューしてきた廃材を活用しています。(http://medicala-design.com/blog/the-rebuilding-center01/

木工作家さんのアトリエだったスペースに大量に捨てられていた曲がった木。
サイズも不揃いでなんの材料?かよくわからない状態でした。
樹種はおそらくチーク? 曲がった木は建築の材料としては非常に使いにくく、悩むところですが
レスキューの段階でこの瀬戸のプロジェクトのことは決まっていて、「もしかしたら上手く使えるかも?」という直感が働いたので、レスキューすることにしました。

仕上がりはかなりいい感じ!
手織りの製品を扱うお店の壁がまるで織られたような、見た事も無いような素材感という、これ以上ないデザインになりました。

 

廃材を上手に活用していくには、瞬発的なアイデアが時には必要になってきます。
再利用方法を如何にイメージできるか?イメージできないものは引き取ってもゴミになってしまうだけだし、活用方法が見えて来ないと意味がありません。
板材などのわかりやすい素材であれば特に苦もなくイメージできますが、やはりポイントになってくるのはこういった特殊な材料達。
しかも、イメージが結びついた瞬間、他には真似できない、この素材じゃないとできない特別なモノになります。

だから廃材の再利用は面白い。

ReBuilding Center JAPANではこういったノウハウを蓄積していって、より多くのアイデアでより多くの廃材をレスキューしていきたいと思っています。

施工方法はシンプルに木工ボンドを塗布してフィニッシュ(エアーで飛ばす細い釘)で固定しました。
汚れがひどかったので見える面全体をヤスリがけして、面をとっています。
(施工方法書いたところで同じ材料がもう一度手に入ることもないと思いますが・・・)