The ReBuilding Center最初の仕事
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鉄のドアを取り外している。まだ倉庫もトラックもないので救出できるのは小さなものばかり。歯がゆい。

鉄のドアを取り外している。まだ倉庫もトラックもないので救出できるのは小さなものばかり。歯がゆい。

The ReBuilding Center JAPAN立ち上げを宣言してから、初めての解体現場がありました。
情報をいただき、鎌倉から現場に向かいました。

The ReBuilding Center JAPANの目的は『廃材のレスキュー』。
思い出がつまったもの、いまでは手に入りにくいもの、買うと高いものなどなど、ゴミになってしまうのの中から、自分たちがその先の価値を見出して、救出して、再利用を促して行きたい。できればその廃材が持つストーリーを引き継いで、次の人につなげていきたい。そう思っています。

今回の現場は広大な敷地にいくつも建つ倉庫の全てが解体されてマンションになってしまう場所。
ここをつくった方とも話が少しできました。

こんな建物がいくつもある場所だった。錆びたトタンもオーナー自作の鉄のドアもかなり良い。

こんな建物がいくつもある場所だった。錆びたトタンもオーナー自作の鉄のドアもかなり良い。

「この場所が無くなってしまって悲しいですね」

僕らはそう言いました。解体直前のこの場所には夢が詰まっていたし、この立地でこの面積の場所を、こういった用途(アート関係)の為にいままで守って来たこと、その事実に感動しました。
ただ、オーナーの返事は僕らの予想をいい意味で裏切って

「でも、やりきったから。」

地面の土間だって、鉄の扉だって、建物の外壁だって、できることは全部やった。
自分でつくれるものはつくってきた。
そして若い世代につなげて来た。

「やりきった」のひとことが、ここまでグッとこころに届いたのは初めてでした。

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救えるものは救いたいと思っています。。
解体されることが決まってしまっても、救えるモノがあります。

僕らはオーナーと話をした後から、
この場所にある全てのものが別の価値を持ち始めた気がしました。

だから古いものは面白いと思っているし、価値があると思っています。
大量生産されたものでも、誰かが使っていた事実が別の価値をつくるし、
オリジナルのモノなら尚更。

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ここでレスキューしたモノ達は、まずはいまmedicalaで進めている鎌倉の小さなホテル aiaoiで使います。

The ReBuilding Center JAPANはまだまだ始まっても無い段階です。
トラックも倉庫も無い僕らにレスキューできるものは限られていくけど、少しずつ少しずつ。
日本に廃材利用の文化を仕組みを作っていきます。